米・食味分析鑑定コンクールとは
米・食味分析鑑定コンクールは、米・食味鑑定士協会及び開催地域の実行委員会などが主催する出品数が国内最多の米のコンクールで、第1次審査「食味計」、第2次審査「味度計」による機械分析で一定品質以上のものを選抜し、最終審査で米・食味鑑定士が実際に食して評価が行われます。出品数は年々増加傾向にあり、岐阜県高山市で開催された平成30年(第20回)大会は、5,717点の出品がありました。この中から、145点が金賞又は特別優秀賞を受賞しています。受賞したお米は、通常の販売価格より高値で取引される事例もあるようです。
小諸市の取り組み
小諸市では米のブランド力向上のため、市内生産者の受賞を目指すとともに、自身のお米の客観的な評価を確認し、来年の栽培に活かす機会としていただくため、第17回大会より取りまとめて出品しています。第20回大会の団体出品では、30点のうち26点が第1次審査を通過し、その後に行われた第2次審査及び最終審査を経て、栽培別部門:認定農業者で「さくさく農園 清水信」さんのお米が見事、金賞に輝いています。小諸市内からの受賞は、第17回大会・国際総合部門で金賞を受賞した「さくさく農園 清水紀久夫」さん以来、2回目となります。
2019年のコンクールに出品してみませんか
小諸市では2019年も団体出品を予定しており、10月中旬から下旬に受付をします。出品は、1検体あたり玄米2キログラムと出品料3,000円(平成30年大会実績)が必要になります。日程等詳細が決まったところで市ホームページ等により周知いたしますが、個別にご案内することも可能ですので、希望者は担当課までご連絡をお願いします。また、農林課ではコンクールの第1次審査で使用する「食味計」を導入しています。出品米の選定などにご活用いただけますので、希望者は1合程度の玄米を農林課窓口に持参してください。なお、10分の暖機運転が必要ですので、事前に連絡をいただくと手続きがスムーズです。