農林水産省が公表した「平成30年に発生した農作業死亡事故の概要」において、「熱中症」によるものは43人に上り、同区分で調査を開始した平成16年以降、最多の死亡者数となりました。
農業従事者の中には、熱中症の具体的な症状がわからず、自ら認識しないうちに熱中症にかかっている方が多くいます。特に高齢農業従事者は脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行う等、重点的な対策が必要です。
また、熱中症による死亡者が増え始める最高気温30℃を超えない日でも、暑さに慣れていない時期やビニールハウス内などでは死亡事故が発生しており、早めの対策で熱中症の予防を図ることも重要です。
別紙(農作業中の熱中症対策について)をご覧いただき、熱中症に十分ご注意ください。