ブルーベリー栽培のはじまり

7月の一押し農産物は 『ブルーベリー』

 

小諸のブルーベリー栽培の先駆者 小林孝吉さん(諸)の畑にお邪魔しました。

 

小林さんが栽培を始めたのは、今から約30年前の昭和56年のこと。

当時、県内の栽培面積はわずかで、全国的にも10ha程度、栽培に関する書籍、信濃町の生産者の畑を訪ね栽培法を研究したそうです。

 

 

田んぼにブルーベリー苗木を植える小林さんは地域の方から、

 

「ご先祖様を泣かすようなことはやめろ」と怒られたそうです。

 

しかし、「必ずいい果実を実らせてみせる」と栽培を続けました。

 

 

 定植後5年で、安定的に出荷できるようになり、現在小林さんの栽培技術は地域の農家にも広がりました。

ここでは多くご紹介できませんが、例えば、こちらの写真。木が低いと思いませんか?

冬場の剪定で、すべての木が目線の高さまでに抑えています。

こうすることで、収穫時期に、完熟のブルーベリーを効率よく収穫することができます。

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また、小林さん最近うれしい出来事があったそうです。

近所の方からは「あんたのお陰で孫にお小遣いがあげられる」と感謝されたとのこと。

先駆者として苦労も多かった中で、この一言がとてもうれしかったとおっしゃっていました。

 

まもなく90歳になる現在も地元スーパーTSURUYAさんに毎年出荷を続けています。 栽培・収穫に対するこだわりを次の世代に伝える時期だなとおっしゃっていました。

 

2013年広報こもろ11月号_Part23でも紹介されています。

 

 【番外編】

「採ってみてごらん」というお言葉に甘えて、ブルーベリー好きな私はたくさんいただいちゃいました。

でもやっぱり奥が深い! ブルーベリーはこのように木になっています。

 

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採ってみたものの、 表面は、色も濃い青ですが、裏返すとまだ紫色のものが半分も。

う~ん、奥が深い!(小林さんには慣れだよ!と言われましたが)

やっぱりちょっと酸っぱさが強いこともあり、自家用や加工用になります。

 

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  それとこの表面の白い粉のようなものは、農薬ではなく、「ブルーム」で採り頃と鮮度のよい証拠です。 気になる方は軽く洗えばすぐ取れますよ。

 

「こだわりの小諸人 ブルーベリー生産者 小林 孝吉さん」

おいしいこもろ 編集:田中