師走に入り、小諸も冬本番へ。
朝は地に霜が降りて、一面真っ白け。
土の中の微生物たちもしばらくお休みですが、小諸の農家さんたちも一休みのとき。
寒いし時間もあるので、集まって熱燗とおでんでも、となりました。
ちょうど白鳥さんも来たので、今日のご飯は自家製の「寝かせ玄米」をいただきます。
なんで小諸風おでん?
その理由は実は小諸の水にあります。
小諸のほとんどのエリアは山から来る硬水です。
水は農産物や酒造りなどに多大な影響があるかと思いますが、料理にも影響大です。
特に出汁をとるときに、鰹節がうまく出てこない気がします。
なので、出汁は昆布や干しシイタケで取って、
小諸の野菜やイワシからじっくり、ゆっくり旨味を出すようにしました。
添え物も、ゆずからしみそを作って。
梅干しもこのおでんに合いますね(ちなみに小諸市の市章は梅です)などと、
ゆっくりおでんを囲み、飲み、食べ、語る。そんなスローな日。
何やら農家さんたちは、土の話で盛り上がっているようですが。