五穀米のご飯、きくらげ・キャベツ・たまご・トマトのみそ汁、金柑のねぎ豚、焼きりんご

十一月二十三日 小雪

五穀米のご飯

きくらげ、キャベツ、卵、トマトのみそ汁

金柑のねぎ豚

焼きりんご

Recipe:

 

「五穀米のご飯」

材料)

米 お好きな量

雑穀 米の1割分

水 米と同量

作り方)

米に水を入れて軽く混ぜ、余分な水を捨てて、手でぐるぐるかき混ぜて研ぐ。研ぎ汁が澄むまで3〜4回繰り返す。ザルにあげ30〜40分置く(これを洗い米と言います)。雑穀は軽く洗ってザルにあげる。炊飯器に洗い米と雑穀、米と同量の水を入れて早炊きモードで炊く。炊けたら10分ほどむらし、しゃもじで軽く混ぜて水分を飛ばす。小諸の米を味わうために、おすすめするご飯の炊き方です。今日は実はより手をかけて、薪のかまどで炊き、おひつで蒸らしたのですが。

 

「きくらげ、キャベツ、卵、トマトのみそ汁」

材料 約2人分)

乾燥きくらげ 大さじ1

キャベツ 1/6個

トマト 1/2個

卵 1個

ごま油 大さじ1

信州みそ 大さじ2

水 400cc

作り方)

鍋にごま油を入れて熱し、ざく切りにしたキャベツを軽く炒める。水を加え沸騰したら、一口大に切ったトマトと乾燥きくらげを加えて煮る(アクは取らない)。野菜が煮えたらみそを溶き入れて、溶き卵を加えて火を止め、静かに混ぜる。出汁は入れません。今日は甘利ファームのキャベツを使いましたが、炒めたキャベツから十分な旨味が出ています。

 

「金柑のねぎ豚」

材料 約6人分)

豚バラ肉ブロック 1kg

長ねぎ 6本

酒 100cc

しょうゆ 100cc

水 100cc

八角 2片

金柑 10個

作り方)

  1. 蓋ができる底が広めの鍋を用意する。ねぎを鍋底の大きさに切り、ぎっしり敷き詰める。豚バラ肉を5センチ角に切り、ねぎの上に載せる。その上から、醤油、酒、水をまわしかける。八角を入れる。金柑は半分に切り、種を取り除き、鍋に入れる。
  2. 鍋を強火で熱する。沸いたら蓋をして弱火にし、時々混ぜながら1時間半煮ると出来上がり。砂糖は加えず、ねぎと金柑の甘みで仕上げます。これから甘みの乗ってくる長ねぎも甘利ファームのもの。少なくは作れないお料理です。日持ちもするので、たくさん作って、炙ってみたり、チャーハンに入れたりと色々アレンジを楽しんでも。

 

今日は天皇が五穀の新穀を天神地祇にお供えし、また自らもいただくという新嘗祭。

しかも令和元年は元号が変わり、大嘗祭となりました。

そこで、じゃあ今日は小諸の米を最高に美味しく炊いてみよう!ということで、農家さんたちが集まりました。

糠地のみはらし交流館の薪のかまどで炊くことに。

使うお米は、がんばり野菜石井さんの御牧ケ原産コシヒカリ。

火起こしは米農家の白鳥さんが、さすがの手際です。

米は優しく、研ぎすぎず。

吸水は、ザルにあげて、水に浸してはならぬ。

慎重に加える水を計る。

十分に温めたかまどにかけ、パッパと沸いたら、薪を少し抜いてじっくりと10分。

薪から外して、蒸らすこと20分。

おひつに移し、水分を飛ばしつつ、さらに10分蒸らす。

で、みんなで食べてみました。

これは、もう、人生史上最高に美味しいご飯でしたよ!まさに大嘗祭。

松澤農園のみどりさんが、りんごを差し入れてくれたので、

デザートはかまどの熾火で焼きりんごにしました。