新そばのおにかけ、小諸七味

十月二十三日 霜降

 

新そばのおにかけ

小諸七味

 

「新そばのおにかけ」

材料 約4人分)

新そば(乾麺でも大丈夫です) 4人分

白菜 1/8個

長ねぎ 1本

大根 1/8本

人参 1/2本

ごぼう 1本

しめじ 1パック

油揚げ 2枚

みそ 大さじ3

しょうゆ 大さじ3

煮干し 30g

昆布 5センチ

水 1.5リットル

作り方)

  1. 鍋に水と煮干し、昆布を入れ一晩置く。白菜、人参、大根は短冊に切る。長ねぎは斜めに切る。ごぼうはささがきにする。しめじは小房に分ける。油揚げはトースターなどで炙った後、短冊に切る。
  2. 鍋を沸かし煮立ったら、昆布と煮干しを取り除き、具材を入れて煮込む。柔らかく煮えたら、みそ、しょうゆで調味する。新そばは茹でて水にとり、小さな玉にしてザルに並べる。
  3. 鍋とそばを食卓に並べる。とうじかごに小玉のそばを入れ、具材も入れて、汁の中で温め、汁を切らずにおわんに盛っていただく。小諸七味(下記参照)をお好みでかける。今日は新そばを打ったものを使いましたが、茹でた乾麺でも美味しくいただけます。「おにかけ」は郷土料理で、そばでも、うどんでも、すいとんでも良いです。竹を編んだ「とうじかご」はなかなかないと思いますので、みそこしで代用すると良いと思います。

 

「小諸七味」

材料)

エゴマ

一味唐辛子

山椒粉

ゆず粉

作り方)

エゴマを鍋で強火で香りが強く出てくるまで炒り、すり鉢ですって細かくする。一味唐辛子を同量、山椒粉を1割、ゆず粉を1割の分量で加え、混ぜ合わせて出来上がり。小瓶などに移して保存します。オリジナルの七味ですが、小諸のエゴマを使っているので「小諸七味」としました。

 

霜降。

小諸の中でも標高の高いところの早朝には、本当に霜が降りています。

寒い寒い冬がもうそこまで来ています。

新そばの時期。

標高の高いところで取れる小諸のそばは、霧下そばとも言われ、

新そばは少し緑色をしています。

今日は手打ちそばを、糠地(ぬかじ)区の地元の方に打ってもらいました。

(小諸は自称含め、そば打ち名人だらけです。)

打ち立て、茹でたてを、そのままいただくのが、やっぱり一番ですが、

今日は特に冷えてきたので、残りを「おにかけ」にして囲みました。

甘みののってきた白菜が美味しいです。

霜が降りると、小諸の収穫シーズンも終わりに近づきます。

働きづめだった土の中の微生物さんたちもそろそろ、お疲れさまというところでしょうか。

微生物さんたちにもごはんをたっぷり与えねばですね。